レンジャー前田の写真講座 《 INDEX 》

こんにちは!
写真家講師としても活躍しているレンジャー前田です。

290毎年堺自由の泉大学で写真の特別講座を開催するなど各地各主催者の依頼など数多くの写真の撮り方、カメラについての講座や講演等も開催させていただいております。

そこで、いつも会場でのスライドショーでしている内容や、オリジナル素材を使っての写真講座の解説内容を、153 『WEB版!レンジャー前田のカメラ講座』として、遠くて参加できない方やこのサイトのボリュームをあげるためにも開催することになりました。

各章に分けて出来るだけアマチュアな方にも分かりやすく順を追って解説していけたらと思います。 

・カメラを買いたい! ・もっと綺麗に撮りたい!・一眼レフを買ったがいまひとつ設定がわからず上手く撮れない!

っというアナタ 是非!この『WEB版!レンジャー前田のカメラ講座』を参考にしていただければ、幸いです。  

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レンジャー前田の写真講座 《 INDEX 》 
1章自分にあったカメラ選び!これで解決!!!

どんなカメラで撮るか!? ポイントはその人それぞれのライフスタイルや、何を撮りたいか!? カメラの種類ごとの特徴や特性を上げて説明していきます。

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2章イメージセンサーって!? 高画素数のカメラホントに必要!?

高画素が本当に良いカメラなのか!? この章では、イメージセンサーって何!?、画素数とは!?について説明していきます。

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3章手ぶれ!?ピンボケ!? ぼやけた写真…実は他に原因が!!

なぜ手ぶれやボケた写真が写ってしまうのか!?第3章で、原因がわかれば、きっと解決しることでしょう!

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4章写真の構図!アングルを少し変えるだけで【写真】が【作品】に!

構えたカメラを少し右に振るだけ、少しローアングルで撮っただけで写真に奥行きが出たり臨場感が生まれたりします。

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5章背景が重要!背景が写真の主役を引き立ててくれる!!

被写体の背景はどうなってるか!?あらゆる角度から背景を見つめ直し、少し回り込むだけで素敵な写真が生まれ変わります。

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6章あれ!? 撮ったら見た目と色が全然違う…ホワイトバランス

撮った写真を見てそんなこと感じたことはありませんか!? 写真は見たままの色に写るとは限りません。 

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7章 カメラの感度オートのまま?? それもったいないやろ~…ISO感度

ISO設定がオートのままじゃ暗い場所で撮った写真などノイズがひどく、また背景をぼかしたいと思っても上手くボケてくれない。 

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8章 あれ!? 撮ったら見た目より暗く写ってしまう…露出補正

露出補正機能を使えば、簡単に写真の明るい、暗いを調整できるのです。今回は、その仕組みなどを解説していきます。 

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9章この先もっとカメラを理解するには避けて通れない『露出』を理解する

『シャッタースピード』とは!?『レンズの絞り・F値』って!?今回は『露出』について説明します。 

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10章夜景や星空、花火の撮り方!
露出を理解すれば、夜景も思い通りに!

ISOもホワイトバランスも露出だって、カメラ任せにしないで夜景も打ち上げ花火も星空も イメージ通りに撮ろう! 

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 11章マクロな世界を切り撮る!
いろんな手法でマクロ写真を撮ろう!

一眼レフやミラーレスなどマクロレンズでの撮り方や、マクロレンズ以外でも本格的なマクロ撮影が出来る方法を解説します

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12章理屈を理解すれば超簡単!!キラキラの玉ボケ(丸ボケ)を撮ってみる 

 

玉ボケ(丸ボケ)…理屈さえ覚えれば、簡単に写せるんですね!柔らかいイメージになる玉ボケの撮り方について解説します。

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13章

奥行き感や臨場感を生む!実は“ローアングル”がポイント

少し低姿勢で撮るだけで風景に遠近感が増したり、子供やペットの目の高さに合わせてあげるだけでガラッと写真のイメージが変わります。

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pc4第14章は、ただいま執筆中です。 

おたのしみにぃ~~

Ranger フォーム

                  ********************************************************************************* 『レンジャー前田の写真講座の著作権について!』 この講座に掲載しているテキスト、写真やCG、デザイン等の画像など全てのコンテンツの著作権および、その他知的財産権は、STUDIO MODEL K’sまたはレンジャー前田に帰属します。 したがいまして、ユーザーは、STUDIO MODEL K’sのサイトより掲示するコンテンツの全部又は一部を、当サイトの事前の承諾なしに、転載、コピー、出版等その他著作権等を侵害する行為を、自ら行うことはできず、また第三者に行わせることも一切できません。 リンクについて 当 サイトはリンクフリーです。ただし、予告なくページの追加、変更、改訂、または削除することがありますので、予めご了承ください。 *********************************************************************************

レンジャー前田の写真講座 第3章【手ぶれ】

3章手ぶれ!?ピンボケ!? 
ぼやけた写真…実は他に原因が!!

 

様々な場所で写真講座を開催させていただいてますが、講義の最後にいつも質疑応答の時間を設けるのですね! brecme

そして、毎回なぜか多い質問に「撮ったら、すぐ手ぶれしてしまうんですが、手ぶれしない撮り方は?」「いつもピンボケ写真ばかりで…どこが悪いんでしょう!?」など質問を受けます。

最近のデジタルカメラには【手ぶれ補正機能】ってのがカメラやレンズに備わっている機種もどんどん出てきていますが、万能というわけではないのです

せっかく撮った写真の「一番撮りたかった主役がぼけてしまっている…」ほど悔しいものはないですよね! 手ぶれ補正が付いている、付いていないに関わらす、ぼやけた写真には手ぶれ以外にも様々な原因が隠されています。

なぜ手ぶれやボケた写真が写ってしまうのか!?今回のWEB講座で、原因がわかれば、きっと解決しることでしょう!

 

手ぶれ

まずは、よく言われる手ぶれというやつですが、特徴は全体的にぼやけてしまって、よく見ると一方向にブレている写真のことです。 

tebure   ※上の写真を見比べて見ましょう。右の写真は手前の女性も背景もブレている

《 原因 》
〇構え方、持ち方が悪い

左手でしっかりカメラを支える!がポイント。 shoot

私、レンジャー前田は元陸自レンジャー隊員なのですが、もちろん小銃射撃は得意分野でした。

一眼レフカメラを初めて構えた瞬間、周りから「レンジャーさん、それ銃を打つ構えやん!」と言われたことも^^

小銃というのもカメラと同じで少しでも構えがブレると、絶対に的に当たらない…それはカメラも同じです。レンジャー前田流構えは、どことなく射撃スタイルでしょう!? 

コツは右の写真のようにしっかり左腕でカメラを支え、その左腕は脇を締めるというより、左肘を左の胸にもたせかける。shoot

そのことによって左腕はしっかりつっかえになってブレないのです。またカメラが身体の重心に近いので、安定して見えると思います。

また、近くに壁や椅子、また屋外では樹などがあれば身体をもたせかけるのも、ブレにくいポイントです。

〇シャッターを押す時に力が入る

実は、これが結構多くて、シャッターを押したときにカメラを持つ手はその押すのに力を入れるため、どうしても手が動いてしまいます。

シャッターを押す指を大きく動かさない。

私が自衛官の時、小銃射撃でも、トリガーを力強く押すと銃までもが小刻みに動いて『がくびき』と言って、的から大きく外れたりします。

左手はしっかりカメラを保持して、右手に力をあまり加えず軽くシャッターに指を載せる感じで力を抜いてそっと押す!がポイントです。

【手ブレ補正付き】のカメラは、この手ブレに対してだけ、しかも高速なシャッターに対してだけ有効なのです。  

 

ピントずれ (ピンボケ)

 

文字通りピントがボケてる写真です。

特徴は、ピントの位置がずれて撮りたかった写真の主役以外のどこかにピントが合い、ピントを合わせたかった物が、手ぶれのようにブレているわけではなく、もわっとした感じで写る

 

pinboke

 

上の写真を見比べて見ましょう。右の写真は手前の女性にピントが会わずにボケている

《 原因 》

〇AF(オートフォーカス)スイッチがオフになっている!・・・カメラのフォーカス設定チェック

〇カメラモードぶれ・・・風景モードのまま近距離の撮影をしてもピントが合わないし、マクロモードのまま少し遠い位置を撮ろうとしてもピントが合わないので、設定を戻す。

〇ピント位置の表示がずれていた・・・慌てず、ゆっくりピントが合ったのを確認して写す!

AF(オートフォーカス)の効きにくい被写体・・・単色で色調や明瞭度が薄い時、空や夜などピントが合いづらいものを撮った時、カメラ側でうまくピントを合わせられなかい時もあります。

また、被写体より背景にピントが合っちゃうこともある。

レンズの画角でも、広角側より望遠側で撮ったときの方が起こりやすいです。

 

被写体ぶれ

 

特徴は、シャッタースピードが遅いため動いている者だけが一方向にずれて写る

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※上の写真を見比べて見ましょう。右の写真は手前の女性が動いている方向にブレている

《 原因 》

〇シャッタースピードが遅い・・・外光が暗い場合や、絞りを絞った場合にシャッタースピードが遅くなるのですが、ISO感度を上げてみたり、ストロボ (フラッシュ)を焚く、また、モード切り変えの出来る機種ではシャッタースピード優先にしたり、絞りを開放側に持っていくと、同じシーンでもシャッタースピードは速くなります。

シャッタースピードの速い遅いのおおよその感覚はシャッターを押した時短く小気味よく「カシャ」なるのがおおよその適性速度で、シャッタースピードが遅いとゆっくり「カッ…シャン」と鳴るので、そのシャッターの開く時間だけ被写体が動いている間が写ってしまうという訳です。

また、シャッタースピードをわざと遅くし、被写体ブレを利用して面白い写真が撮れたりもしますので、ぜひ試してみてください。

SMK_5682 三脚使用で、シャッタースピードをゆっくりにすると走っている車は流れます。
MKS_5950 三脚使用で、シャッターの開いている間にズームを動かします 【ズーミング
RAN_1487 車のダッシュボードの上に固定してスローシャッターで撮った写真。
RAN_5309 三脚使用で空港の飛行機の離陸をスローシャッターで!

 

 

長時間露光】 というように、被写体ブレはコツをつかんで味方に付けると、面白い写真も撮れたりします。

 

Matome2ピンボケは、落ち着いてピントが合っているか確認する。

またシャッタースピードを上げる溜ISO感度を高感度すると、手ぶれ・被写体ブレ両方に効果がありますが、 欠点は感度を上げると絶対に画質が劣化するので、上げすぎない事が大事です。

またその都度低い感度に戻しておく事、マクロモードや遠景モードなどに設定した場合も、元に戻しておく事をお忘れなく!

手ぶれ補正はある程度のシャッタースピードであれば感度を低いままで撮れば画質を劣化させずに暗い場所での撮影が可能になること。しかし欠点は手ぶれにしか効果がありません。

次回は、第4章  《 写真の構図!アングルを少し変えるだけで【写真】が【作品】に! 》

》》》 写真講座のINDEX

 

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撮影依頼などの他にも 学校やサークルなど『レンジャー前田の写真講座』の講義、講習に来て欲しい!などの依頼は喜んで伺いますので、お気軽にお問い合わせください。  

 

 

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