自分にあったカメラとは ?!
色々迷うカメラ選びも、これで解決!!!
こんにちは!写真家としても活躍しているレンジャー前田です。
毎年写真の特別講座を開催する堺自由の泉大学始め、各地で数多くのカメラ講座や講演等を行っています。
そこで、このサイトでもカメラ講座を、数回の章に分けて『WEB版!レンジャー前田のカメラ講座』を出来るだけ分かりやすく記事にすることにしました。
これから、カメラを買いたい! もっと綺麗に撮りたい! 一眼レフを買ったが何もわからず上手く撮れない!っというアナタ きっとココがお役に立ちます。
◉ どんなカメラで撮るか!? ポイントはその人それぞれのライフスタイルや、何を撮りたいか!? を考えてみることから…
1.まず優先するのはみなさんの予算 |
これは、やっぱり避けては通れないですよね^^
2.どんな機能が付いているか!? |
自分が欲しいデザイン・本格的に趣味として一眼レフなど勉強してみたいなど一眼レフやコンパクトカメラなど形もポイント!なのですが…
でも、その前に最近のカメラにはいろんな付加機能が付いているので、どんな機能が欲しいかもちゃんと下調べしておくのが、買って失敗しない選び方のポイントかもしれませんね。
「よく手ブレ写真を撮ってしまう」ので【手ブレ補正】は必須とか、ファインダーで覗かなくても液晶画面で見られる【ライブビュー】がいい、また最近のデジタルカメラにはほとんどと言っていいほど付いている【動画撮影機能】が付いてるか!?
「あれ!? この写真どこで撮ったっけ…みたいな時に便利な【GPS付き】や、いちいちパソコンに繋がなくてもスマホやPCに無線やWi-Fiで飛ばせる【無線接続】が付いてるか!?
旅先での記念撮影など、人の顔を自動で認識したり笑顔になった瞬間にシャッターが落ちてくれるものもある【顔認識】など、まだまだどんどんと言っていいほどデジタルカメラの機能は進化していますが、どうしてもこの機能は欲しい!ってのを、自分が欲しいと思っているカメラに付いているかを調べて選ぶのが、まず失敗しないポイントです。
3.使いたいシーン |
夜空や花火を撮りたいとか、旅行などで思い出に撮るカメラが欲しい!
また、ブログなどWEB用、子供やペットを撮りたい、花や植物が好きで撮り溜めたい、常に持ち歩いてスナップがしたい、四季の移り変わりや自然の風景を撮りたい。などなど、それをどの程度の写真品質で撮りたいか!?でも決まってきますよね。
この章の最後に、この使いたいシーンにぴったりなカメラについて説明しますが、写真品質としてこだわりたいとか、一眼レフで撮りたい。
またカバンやポケットに入るのがいい!などから考えるのも数ある選択肢の中から見つけ出すコツです。
よく、一眼レフを買ったのに全然いい写真が撮れない…スマホで撮ったほうが綺麗なんです…という相談も受けます。
一眼レフだからいい写真が撮れるというものでもなく、とくに中級機種以上の一眼レフだと、それなりの知識がなければ、思ってるイメージとかけ離れた写真になったりします。
また最近ではスマホでも充分綺麗な写真として残せるものもあります。
◉ では!どんなカメラが自分に合っているか? 次に、大きく分けてカメラを5種類に分け比べてみましょう
一眼レフデジタルカメラ |
マクロレンズや広角、望遠、魚眼レンズなどを比較的簡単に付け替えれ、そのレンズを通した映像を光学ファインダーで確認できるカメラです。
一眼レフカメラの「一眼」とは、レンズ(眼)と光学ファインダー用のレンズ(眼)が同一に観られるカメラです。
一眼レフカメラの「レフ」は「光を反射する」という意味の「レフレックス(reflex)」の略で、 レンズから通る光をまずミラーで上に反射させ、カメラ上部の出っ張りの中に組み込まれているミラープリズムを通ってファインダーで観られる仕組みです。
しかし、最近の機種では、ファインダーだけでなくコンパクトデジタルカメラのように液晶画面で確認できるのが「ライブビュー」です
ミラーレスデジタルカメラ |
ミラーレス一眼とは、小型化のためにミラーやプリズム部分を排して、直接イメージセンサーに読み込ませ、液晶画面や、電子ビューファインダー(一眼レフのように肉眼では視れませんが)で観ることもできます。
構造はコンパクトカメラと同じようですが、一眼レフのようにレンズが自由に付け替えられます。
一眼レフデジタルカメラと、ミラーレスカメラの違いをまとめると | |
左側 一眼レフデジタルカメラ | ミラーレスデジタルカメラ |
一眼レフデジタルカメラの構造で、レンズから入った光の情報をレンズの奥のミラーがプリズムの方に押しやって、それを反射した光がファインダーへ行くので、光学的に直接見えます。(シャッターを押した時、ミラーが上に跳ね上がります。) |
ミラーレス一眼のデジタルカメラの構造で、左の図のミラーとプリズムを排した分だけ、本体が薄くなります。また、レンズとイメージセンサーとの距離が近くなりますので、一眼レフとミラーレスのレンズは、焦点の設計上共有できないのです。 |
◉ では!共にレンズを付け替えられる一眼レフとミラーレス一眼の長所と短所を比較してみましょう。
どちらも、専用レンズを付け替えれるカメラですが、ペンタプリズムやミラーのないミラーレスカメラの方が圧倒的にコンパクトで軽く持ち歩ける。
しかし、元々各社にある一眼レフ用レンズバリエーションが直接使えないのでレンズの種類がまだ少ないのが現状で、肉眼で観るように被写体を見られないので、動く被写体には少し不利なところもあります。
高級コンパクトデジタルカメラ 高ズームコンパクトデジタルカメラ |
高級コンパクトデジタルカメラは画質重視で、レンズが明るかったりイメージセンサーが「1/1.7型」以上の大きなセンサーをつけています。
一眼レフ並みのフルサイズのセンサーのものもあり、かさばらずいつでも気軽に一眼レフ並みの写真が撮れたりします。
また高ズームのコンパクトデジタルカメラとは、一眼レフやミラーレスほど大きくなく、レンズを変えることなく広角から高倍率なズームまで対応しているので、一眼やミラーレスのようにいくつものレンズを持ち歩くこともなく手軽にいろいろな焦点距離を写せる機種です。
コンデジ(コンパクトデジタルカメラ) |
文字通りコンパクトが売り! イメージセンサーは比較的小さいが最近のデジタル技術を真っ先に取り入れられたりもするので、小さなレンズ、小さなイメージセンサーの欠点を抑えるようにデジタル処理がなされてきているのも最近の傾向です
コンパクトなので、例えば防塵耐衝撃とか30m防水など、一眼レフなら高価なハウジングをかぶせないと水中撮影が出来ないものなども機能されているものもあります。
◉ では!共に手軽に持ち歩くことが出来るコンパクトデジタルカメラと高級コンパクトデジタルカメラ、高ズームコンパクトデジタルカメラの長所と短所を比較してみましょう。
一眼レフやミラーレスのようにレンズをいくつも持ち運ぷこともないので、軽くコンパクトで気軽に持ち歩けるのは大きな利点です。
スマートフォンなど |
スマートフォンや携帯電話のカメラもれっきとしたデジタルカメラと言えます。
これがなかなか侮れないなぁーってのが、最近とくに私の思うところです。
というのも、スマホそのものがどんどん薄型で電話やコンピューターの回路が詰まっている中に組み込まれているのに、そのままブログにも写真をアップできるのはもちろん、イメージセンサーがその他のカメラと比較しても一番小さいのにかかわらず最先端技術競争真っ只中のスマートフォン、コンデジ並みにどんどん綺麗な写真が撮れるものが出てきています。
またスマホには様々なカメラ用のアプリも沢山あって、撮った写真を他のカメラ顔負けにパソコンいらずに加工できたり、コラージュ出来るものや、また一眼レフで撮ったかのような背景のぼかし技術を持つアプリまであります。
どんどんコンパクトデジタルカメラの立場が少なくなってきてるかなぁーなんて思ったりしています。
では、冒頭にも書いた、<使いたいシーン>から選ぶカメラ選びをまとめてみます。
夜景や花火を撮りたい |
パクトデジタルカメラやスマートフォンのカメラなどにも夜景モードなどありますが高感度でムラなく撮るには、一眼レフと明るいF値のレンズの組み合わせが有利。
また長時間露光で星を流れるように撮ったり、夜間の道路などに走る車の軌跡を流れるように撮ったりするのも一眼レフなどが有利です。
なお、その場合には三脚を使うことは必須です。
旅行とかで思い出程度で! |
旅先など、手軽なのが一番! ここは、コンパクトデジタルカメラが優位です。
しかし、コンデジや画質にこだわるなら高級コンデジ、高倍率ズームのコンデジ、ミラーレスなども旅先での楽しさ倍増させてくれるでしょう。
ブログなどWEB用 |
写真そのものにこだわらないのであれば、WEBでは低サイズ低画素な写真で充分なので、スマホやコンパクトデジタルカメラでも充分に綺麗な写真を載せたりできます。
子供やペットを撮りたい |
動き回る被写体には、やはりAF速度(ピントの合う速さ)の早い一眼レフがおすすめ。止
まっている被写体を撮るなら、とくにこだわらなくてもライフスタイル似合わせたカメラでも可愛い写真をのこせます!
花や植物が好きで撮り溜めたい |
一眼レフやミラーレスにマクロレンズを着けると、近くに寄れて絶妙な写真が撮れる。コンデジの場合には、マクロモードなどを使って撮ることも
常に持ち歩いてスナップがしたい |
ハイエンドコンデジやコンデジ、スマホでも充分
四季の移り変わりや自然の風景を撮りたい |
一眼レフやミラーレス、ハイエンドコンデジなら綺麗に撮れますが、自分の楽しみで撮るなら、別段高機能なカメラでなくてもその綺麗な瞬間は充分に今のデジタルカメラなら残せます。
ポートレート |
絶妙なピントや背景を綺麗にボケる写真を撮るならF値の明るいレンズとイメージセンサーの大きな一眼レフの出番です!
しかし、Blogのプロフィールようなど小さな画素数の写真でいいとか、記念に!など撮る用途によって、今のデジタルカメラなら自由にチョイスしてもいいでしょう。
カメラを持って街に出かけたり旅行をするときなど、一眼レフは大きくて重たい!とか、持ち運びも軽いコンデジでは一眼レフに写りでかなわないのでは!?とカメラ選びを迷う方たちに解説しましたかが、あなたにぴったりなカメラのイメージをつかんでいただけたでしょうか?
一眼レフも買って、ときにはコンデジやスマホのカメラで気軽に!というのもアリ!! そんなライフスタイルを取り入れてもいいですね。
これを元に、あなたに合ったお気に入りのカメラをぜひ、この章を参考に無駄なく見つけてくださると嬉しいです。
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