レンジャー前田の写真ギャラリー《 INDEX 》
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昔のモノクロ写真やセピア色に焼けてしまった昔の写真
また変色してしまった昔のカラー写真・・・
そして大切な思い出の詰まった写真が破けてしまった場合でも!
STUDIO MODEL K’sの画像編集技術なら、自然な色合いのデジタル画像データに編集し、画像データと共に、自然な色合いに再生されたカラープリントにするのも、
Studio Model K’sの得意分野の一つです
まずは1955年没のアルベルト・アインシュタインの白黒画像
モノクロ写真をカラー化にすると、写真に息遣いや空気感まで宿り暖かさが蘇ります。
今度は、アインシュタインを20歳ほど若く画像加工処理してみます。
このように、顔や手のシワ取りだけでは無く、顔全体の筋肉をリフトアップしたり、髪の毛や細かい部分まで加工することで自然な若返り加工ができるのは!?
レンジャー前田を代表にStudio Model K’sが長年レンズを通して、また画像編集でも人の表情を見続け研究してきたからこそのスタジオモデルケースのオリジナル技術です。
次は、同じようにネットで出回っている『夏目漱石』の白黒写真をカラー化に!
そして、今度は逆に20歳ほど老ける画像加工の例をあげます。
今回は、あくまでプライバシーの問題から、歴史上の人物御二方、しかも男性ですが、実際に画像修正が多いのは女性で、STUDIO MODEL K’sなら、目・鼻・口など、お好みの場所をピンポイントにを大きくしたり小さくしたり、位置を少しずらすなども
また顔の輪郭もアゴを細くしたり顔全体を少し小さくするなどお手の物です。また、小さなシワやシミまでも自然に取る技術力には定評があります。
セピアに変わった上の画像は戦前の、今から80年ほど前に私、レンジャー前田の祖父が大阪御堂筋大丸を中心に撮った写真です。
ちょうど,この心斎橋大丸も、老巧化のため取り壊しが決まりましたね! 建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ設計の建物で個人的には,取り壊しがちょっと寂しいことです
そんな心斎橋大丸竣工当時の、約80年の月日を超え、孫の私がセピア色の写真をカラー画像に変換したのを見比べてみてください。
次の画像も80年ほど前に私の祖父が撮った京都 石清水八幡宮の写真
この石清水八幡宮は、大丸取り壊しとは逆に,つい先日国宝に選ばれましたね
そんな戦前の石清水八幡宮をカラー化したも
このサイト用に急遽加工しましたので手前の人の色は手を抜きましたが(汗)、神仏習合の形を今も残される有名な石清水八幡宮の桧皮葺と瓦、朱と漆の赤まで忠実にカラー化しています。
以上、ご覧のような自然な色変換のモノクロ写真カラー化技術や古い写真の修復技術で、 「あの大切な写真を甦らしたい」「あの写真をカラーで見てみたい」また遺影写真や故人の写真の持ち込みにも、きっとスタジオモデルケースなら!お応えできます。
この先もっとカメラを理解するには避けて通れない
カメラの“きほん”『露出!』を理解する
第6章では、『ホワイトバランス』を自分で変えるようになりました。
第7章では『ISO感度』を自分で制御する! そして、前回の第8章では『露出補正』を活用して、写真の明るさをコントロール出来るようにと説明しました。 実はホワイトバランスを除いて『ISO感度』と『露出補正』は大きく『露出』に関係します。
『シャッタースピード』とは!?『レンズの絞り・F値』って!? 今回は最初に説明したかった…でもちょっとややこしい…しかし理解すれば思い通りにカメラを使いこなせる。今回は、そんな『露出』について説明します。
私の講座でも初めのうち、この『露出』の説明を最初の方でしていました。
これが頭では理解しても、なかなか頭に叩き込むまでは次に進んでも余計にややこしくなるみたいで、最近は、まずカメラ本体に付いているホワイトバランス、ISO、露出補正などの機能から説明してるんですね。
このWEB版写真講座でも、第9章で、ようやく『露出』について説明します。 第2章でも説明しましたが、フィルムカメラもデジタルカメラも、レンズから入った光の情報をフィルムで感光するか、レンズから入った光をイメージセンサーで捉えて被写体を写し出します。
『露出』とは、そのレンズから入ってくる『光』の強さが『シャッタースピード』と『レンズの絞り・F値』の二つに関係するものなんです。
わかりやすく説明していくために、この講座では、光の情報とレンズとカメラ本体を下記のように置き換えて説明していきます。
太陽の光や、照明などの光に照らされた被写体の情報 | = | 水道の水圧 |
光の情報を捉えるカメラ本体の中のイメージセンサー(図の緑の部分) | = | コップ |
レンズと絞りを(レンズなどに組み込まれている光の通る道の径を調整する窓) | = | 水道の蛇口とハンドル(水栓またはカラン) |
とします。
①シャッタースピードとは!? |
光を水道の水圧として考える!(絞り一定として)
◉ 水圧(光の強さ)が強いと 水がコップに早く入る = シャッタースピードが早い
◉ 水圧(光の強さ)が弱いと コップに入る時間が長くなる = シャッタースピードが遅い
※ つまり光(水圧)が強いほどシャッタースピードが早くなります。(コップがすぐに一杯になる)
②絞りとは? |
絞りとは 水の出る量(光の入る量)を調整します
◉ カランを開ける(カメラの絞りを開ける)と 水がコップに早く入る = シャッタースピードが早い 光が入りやすいため短時間に多くの光を取り込める
◉ カランを締めていく(絞りを絞っていく)と コップに入る時間が長くなる = シャッタースピードが遅い 同じ量の光を取り込むために時間が多めにかかる
※ つまり絞り(カラン)を開けるほどシャッタースピードが早くなります。(コップがすぐに一杯になる) この上の二つの画像で、まずシャッタースピードと絞りの大体の理屈はご理解いただけたかと思います。
水圧(光の情報)が多いとシャッタースピードが早くなりますが、蛇口のカランを(絞り)を絞って行くにつれ、シャッタースピードは遅くなっていくので、この『シャッタースピード』と『絞り』には、関連性があるということがわかります。
しかし、いくら露出を理解したからといって、カメラの露出設定をオートのままとか、シーンモードなどのままではカメラを操れません。
ほとんどのカメラに『マニュアル設定(M)表記』や『絞り優先(A)や(AW)表記』『シャッタースピード優先(S)や(TW)表記』などのモードがあり、それで、シャッタースピードや絞りを調整できます。スマホのカメラアプリでもシャッタースピードと絞りを操れるアプリも色々出ていますので、ぜひ試してみましょう。
また、シャッター速度を設定するダイヤルや、絞りを設定するダイヤルがどこにあるのか!? これも、カメラメーカー各社や、コンデジから一眼レフまで場所は様々ですのでの、まずはお手持ちのカメラのマニュアルなどでどこにダイヤルがあるか探してみてください。
これを覚えるて使い慣れると、頭の中で描いたイメージ通りの写真が、きっと撮れるようになりますよ!
では、シャッタースピードを操ると何が変わるか!? |
上の二枚の写真は、同じ場所、ほぼ同じ時間帯に意図的にシャッタースピードを変えて撮った写真です。
左は、波の流れる1/100秒の瞬間が写っています。
また右は2秒の間シャッターが開いている状態で、その間の波の動きが記録されるので、幻想的な水面イメージで写ります。
上の写真は、同じ明るさのシーンでのシャッタースピードの違いで、どう写るか!? ということですが、その時のシャッタースピードを変える手段は、
①シャッタースピードと関係する絞りを変える
シャッタースピードを早くする時は絞りを開けたり、遅くする時は絞ったりする。
②ISO感度を変える。
早くする時は800や1600など高い数値の高感度に、遅くする時は100や200にする。
③レンズにNDフィルター(サングラスのような色の濃いフィルター)を付ける。
NDフィルターを付けると、外光や照明が暗くなったのと同じで光の情報が少なくなるので、シャッタースピードは遅くなる。
よく川や滝で撮られているような錦糸を流したような撮り方も、このシャッタースピードの違いを利用して撮ります。
コップに注ぐ時間(シャッタースピード)が早いと流れの飛沫までもが瞬間に写り、コップに注ぐ時間(シャッタースピード)が遅いほど、錦糸が流れたように写ります。
次に外の明るさが違う時間帯で撮った写真で、シャッタースピードの違いを見てみましょう。
夕刻と夜間、同じ飛行場から撮った写真です。
◉ 左の夕刻はまだ光がある時間帯、少しシャッタースピードを早めに撮って飛行機が止まったように写しました。
◉ 右の写真は夜間、飛行機が離陸してからファインダーの外まで飛んでいく間、シャッターを開けているので飛んでいる間の飛行機の明かりが軌跡となって写っています。
このように、シャッタースピードを操れるようになると、「こう撮ってみよう!」「こんなイメージにしたい!」というように、頭の中で描いたイメージ通りに撮れるようになりますよ!
では!絞り(F値)を操ると何が変わるか!? |
絞りとはレンズの中に組み込まれている、F1.4、F2、F2.8、F4、F5.6、F8、F11、F16のように表される、光の通る道を広げたり小さくしたりして、光の情報量を調整する仕組みのものです。
絞り値を大きく(F8やF11など)すると、絞りが絞られてレンズを通る光が少なくなり、絞り値を小さく(F1.4やF2.8など)すると、絞りが開かれてレンズを通る光が多くなります。
たとえば、絞り値をF2.8からF4に変えると、レンズを通る光の量は半分に減り、イメージセンサーに届く光の情報も半分の明るさになります。
では、絞りをそれぞれ変えたて撮った作例写真を三点紹介します。
赤い矢印の場所のように、水道のカランを開放したような絞り開放近くの写真です。 その分、シャッタースピードが早くなりますので、この写真のように手前の梅の枝付近だけにピントが当たります。
2枚目の写真は、赤い矢印の場所、絞りの開け方が真ん中あたり(F5.6程度)です。 光の情報が通る穴が狭くなった分、少しシャッタースピードが遅くなりますので、その分だけ手前の梅の枝より後ろにもややピントが合ってきました。
3枚目の写真は、赤い矢印の場所、絞りを一段と絞って撮っています。 そうすると光の情報は、この小さい穴から通るので、水道のカランを締めて、コップの水が入る時間が遅くなっていくのと同じで、シャッタースピードが遅くなり、背景のシルエットまでわかるようになりました。
例えば!
◉目を閉じた状態から、一瞬目を開けて目の前の花瓶の花などを見たら、花だけが映像として脳に記録されます。
◉目を閉じた状態から、3秒ほど目の前の花瓶の花などを見ると、花以外の少し他の情報もぼんやり目に入ってきます。
◉目を閉じた状態から、10秒ほど目の前の花瓶の花などを見ると、背景や周りの情報も目に入ってきます。
※ この3枚の写真のようにピントの合っている奥行きのことを『被写界深度』といいます。 現実にはピントが合うのは一点ですが、ややあっている距離が狭いほど『被写界深度が浅い』、またピントがややあっている距離が広いほど『被写界深度が深い』といいます。
それでは!密接な関係のシャッタースピードと絞りの関係をおさらいです |
光の情報を捉えるカメラ本体の中のイメージセンサー=コップでしたので、コップの水が足りない場合は、黒く潰れた所のある暗い写真『露出アンダー』で、水があふれてしまっているのが白く飛んでしまっている写真『露出オーバー』の状態をあらわしたものです。
シャッタースピードと絞りの関係が、どちらもコップちょうどに入っている『適正露出』とした場合! 下の図のように表の上の段、絞りの数値と、表の下の段、シャッタースピードの数値関係は比例します。
上の図解では、蛇口のカランを開け切った状態(F1.4)の時、コップに早く水が入り、締めて行くに従ってコップを満たす時間が少なくなる・・・シャッタースピードと絞りの関係 しかし、この比例する数値は絞りがF1.4の時シャッタースピードは1/4000とか決まっているわけではなく、光の量によって変わります。
例えば、暗い場合(光の量が少ない)とF1.4の時シャッタースピードは1/15のように変わるし 明るい外光や、明るい室内の場合(光の量が多い)とF1.4の時シャッタースピードは1/4000のように早くなります。
では!外光が暗い、また室内が暗いのに、絞りを絞りつつもシャッタースピードを上げたいとか、外光が明るい、また室内が明るいけど、絞り開放付近にして、背景をぼかしたい時はどうするかというと、第7章で説明した『ISO感度』があります。
それを水道とコップに表すと、こうなります。
そして『露出補正』は、ISOが一定で、モードが『絞り優先』の時に、シャッタースピードを変えたり、『シャッタースピード優先』の時に絞り値(F値)を変えてくれます。
今回説明しました『露出』の関係を理解すれば、あらゆるシーンに出くわした時、あなたが、「こう撮ってやろう」「こんな感じに撮りたい」とカメラに指示したとおりに映し出してくれますよ! ぜひ、シャッタースピードを上げて噴水の水の瞬間を止めて撮りたいとか、清流の流れを錦糸が流れているように撮ってやろうなど、試してください。
これで、『露出』には『シャッタースピード』『絞り』『露出補正』『ISO感度』が絡み合って関係しているのが、おおよそ理解してもらったかと思います。 なかなか頭の中で理解しても、実際「シャッタースピードを上げて瞬間を撮ってやる!」とか、「絞りを開けて背景のぼけた写真を撮ってやる!」と思っても初めのうちは頭がこんがらがるのも無理はありません。(実際私も初めのうちは「どうやったっけ!?」と考えたり、当社のスタッフも初めのうちは迷っています) これも、反復していくうちに、きっとあなたも、思い通りの写真が撮れるようになりますよ!
夜景や星空、花火の撮り方!
露出を理解すれば、夜景も思い通りに!
学校やサークルなど『レンジャー前田の写真講座』の講義、講習に来て欲しい!などの依頼は喜んで伺いますので、お気軽にお問い合わせください。
『レンジャー前田の写真講座の著作権について!』 この講座に掲載しているテキスト、オリジナル写真やオリジナルCGなど全てのコンテンツの著作権は、STUDIO MODEL K’sまたはレンジャー前田に帰属します。 当 写真講座に掲示するコンテンツの全部又は一部を、事前の承諾なしに、転載、コピー、出版等その他著作権等を侵害する行為を自ら、また第三者に行わせることも一切できません。 またリンクについて、当サイトはリンクフリーですが、予告なくページの追加、変更または削除することがありますので、予めご了承ください。
あれ!? 撮ったら見た目より暗く写ってしまう…
露出補正を理解しよう!
第6章で解説したカメラのホワイトバランスも、第7章のISOもカメラ任せにしないで自分で細かく設定出来るようになりましたか!? 今回は『露出補正』 写真を撮った時、実際に見てるシーンより撮った写真が暗く写ってる… またはこんなに明るくないのに… って、思ったこと ありますよね! 時に露出オートは意図しない明るさに写ってしまったりします。 今回、カメラ任せから解決するのはAE(自動露出)です。この自動ってのもやはりクセもので、そう思い通りには動いてくれません。 しかし、解決策はあります。ほとんどのデジタルカメラには露出補正機能というのが付いています。その露出補正という機能を使えば、簡単に写真の明るい、暗いを調整できるのです。 今回は、その仕組みなどを解説していきますね!
まずAE《(AE=Auto Exposure)自動露出》の実験をしてみましょう |
お手元のスマホ(機種にもよりますが)やコンデジなどで、簡単にその仕組みがわかります。
実験の仕方は、白い紙と黒い紙を並べたものをスマホモニターでみます。 または、白いものと、黒いものが画面半物ずつになるように、スマホのカメラアプリを開いて、モニターでどちらかにピントを合わせるために指で黒いほうか、白い方のどちらかを指でタップします。 左の写真は、白い紙の上に置いたニコンのカメラを置いたところを私のiPhoneのカメラアプリで覗いたところです 要は白い紙と黒い紙を半分づつ画面に映すだけでOK! まず、カメラの黒い部分を指でタップ! するとどうでしょう!! 一瞬にモニターが急に明るくなりました。 (またはコンデジなど黒い部分にピントを合わせてみてください) 今度は、下に敷いた白い紙を指でタップ! 今度は、一瞬にモニターが薄暗くなってしまいました。 (またはコンデジなど黒い部分にピントを合わせてみてください) どちらも、タップした黄色い枠の部分はグレーで同じような色になったでしょう! 実は、これがAE(自動露出)の原理です。 |
|
まず、カメラは太陽などの光源に照らされた光を計測し、その明るさをカメラのAEが反射率18%グレーに合わせて画像が作られる様に設計されています。
その時、人なら「白いものは白い!」「黒いものは黒い」と頭で考えられ、見たものもそう見えますが、ホワイトバランスの章でもお話ししましたが、カメラには基準となるものに対して写りが変わってしまいます。
カメラの中にあるAE(自動露出)装置が瞬時に被写体の明度を感知して、イメージセンサーで画像データに変わるのですが、その明度の基準が『反射率18%グレー』と言うものなのです。
※今回はそのAEの範囲を決める測光モード(平均測光やスポット測光等)は、また次回に説明します ◉ 反射率18%グレーって? 何%ぐらいの濃さのグレーかということでは無くて、反射率が18%の無彩色で、人の肌や一般の植物など、反射率が18%と言うことで、人を綺麗に撮る!など、ごく一般の色基準をさします。 それぞれ二枚の写真を、まずモノクロに変換して、どんどんぼかして行ったのが下の写真です どうでしょう!? 極限までぼかした写真は、元データが明るい部分、暗い部分が均等にあれば、このように同じようなグレーになります。
しかし、暗い部分が大半を占めたシーンでは黒に近い暗いグレーになるし、明るい部分が大半を占めたシーンでは、白に近い明るいグレーになります。それをカメラのAEは、黒に近いグレーも中間ぐらいのグレーに持って行き、黒っぽいグレーも中間ぐらいのグレーに持っていく特性があります。 そのため、極端な黒はグレーのように明るく、白はグレーのように暗くなってしまうのです。
左写真のように見える森を撮ったら、右側の写真のように見た目より明るく色が抜けて見えたり、
左写真のような雪景色を撮ったら、右側の写真のように見た目より暗く写ってしまいます。 ※「明るく撮りたい!」「もっと暗く撮りたい!」など写真の明るさの好みは人それぞれですので、適正露出はコレだ!! という基準がこうだ!というもではありません。
◉ では!露出補正とは? |
まずは、お手持ちのカメラの露出補正できる場所がどこにあるかをまず探しましょう。
の各社共通マークが目印 ・・・-1.0、-0.7、-0.3、0.0、+0.3、+0,7、+1.0・・・などのように表示されています。
(-1.0とはカメラが決めた適正露出より1段分暗いということ)一段上げると撮像素子に当たる光の量が2倍になり、一段下げると2分の1になります。
自分の思い通りの明るさに調整しよう 「もう少し明るく撮りたい」「もう少し暗く撮りたい」などイメージしていた仕上がりに応じてきめ細かく露出を調整するのに「露出補正」を使うことで、明るさの微調整をすることができます。
前章で、それぞれホワイトバランスの設定や、ISO感度の設定などカメラ任せにせずに、微調整が出来るようになったと思います。 頭で描いたイメージ通りに撮れるほど、カメラはそれほど賢いものではない! 今度は露出補正機能を使って明るさを操ることを解説しました。 撮りたいと思った風景や被写体を見ただけでどういう露出補正でイメージどおりに撮影するか判断できるようになるには、まず反復して自分のものにしてしまうことです。 最後に重要なことは、設定を変えたら必ず元に戻しておくこと! ホワイトバランスを変えたら最後にオートに『戻す!!』ISO設定を変えたら、まず200程度に『戻す!!』そして、今回の露出補正を上げ下げして撮ったら±0に『戻す!!』 以上をお忘れ無く~♪
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カメラの感度オートのまま??
それもったいないやろ~…ISO感度
最低覚えておきたいカメラの設定として、前回のホワイトバランスに続いて、今回は『ISO』を解説していきます。 一覧レフカメラやミラーレス一眼カメラ、またコンパクトデジタルカメラにも付いているISOですが、なぜかよく理解していないで「ISOオート」で撮っている人が多い…。 せっかく綺麗な写真を撮ろうとしてるのに、ISO設定がオートのままじゃ、暗い場所で写した写真などザラザラになったり、背景をぼかしたいと思っても上手くボケてくれない。
ISO感度とは |
そもそもカメラのISO感度と言うのは、ISO(国際標準化機構)で定められたされたフィルムカメラのフィルムの規格であって、フィルムの箱などに書かれた400とか800とかの数字の部分です。
それはフィルムがどの程度弱い光まで記録できるかを示す基準になるもので、数字が大きいほどシャッタースピードが早くなって暗い場所でも撮れるよ!って規格なんです。
じゃ、800とか1600とかの高感度のフィルムの方がいい!という事では無く、高感度ほどフィルムの粒子がより粗くなるため、画質を求める場合や明るい場所で撮る場合100や200といった低感度のフィルムが適しています。
イメージセンサー(撮像素子)の感度をISO100「相当」など感度を電気的な処理で自由に変える為の目安として、もともとフィルム感度相当!を指標にしているんですね! フィルムと同じように、高感度にするほど暗い場所でも速いシャッター速度で撮影できるが、同様に撮った画像のノイズが多くなりザラついた写真になります。
デジタルカメラの場合は撮像素子の関係で100や50など低感度過ぎても発色やコントラストが強くなりすぎたりするので、日中の常用感度200前後にし、そこから暗いとか被写体の動きの早い時に感度を上げて行くのが一般です。
カメラは、光をレンズに通してイメージセンサーに記録するので、『光を水道の水』『レンズを水道の蛇口』『光の情報をコップ』と例えた場合! コップいっぱいに水が入るのが『適正露出』とすると、大きな『コップ』より、小さな『コップ』の方が早く水が入ります。
すなわち『シャッタースピード』です。 すると、同じ光の条件で同じ露出の場合、ISO感度を上げたのは小さな『コップ』ということになり、早く『コップ』いっぱいになった高感度の光の情報である『コップ』は、情報自体が少ないので、画像にノイズが入ると考えてみてください。
①シャッタースピードが速くなる(この章では“絞り”との関係は触れません)ことで、適正露出が得やすくなり暗い場所でも適切な明るさの写真を撮れること
②シャッタースピードが速くなる(この章では“絞り”との関係は触れません)ことで「手ブレ」と「被写体ブレ」を防止できる。 第3章の手ぶれ!?ピンボケ!? ぼやけた写真…実は他に原因が!!の時に解説しましたが 「被写体ブレ」被写体の動きが速すぎるため、設定したシャッタースピードでは、その動きを止めきれなかった時に、その動いた軌跡までもが写ってしまう事ですが、 ISO感度を上げる(数値を800や1600、またそれ以上)ことによって、シャッターが開いている瞬間、撮像素子へ光が当たる時間を短くする(シャッタースピードを速くする)ことで対処できます。
冒頭にも書きましたが、暗い場所で写した写真などザラザラになるなど写真の写りが悪くなることです。
高感度は、フィルムもそうですが、デジタルカメラの構造上でも画像の荒れは避けられないものです。
第5章でホワイトバランスを自分で合わせてみる! 今回第6章でISOを自分で設定してみる解説をしました。写真を撮る時、カメラ任せにするか、自分のイメージに近づけるかのポイントですね! 最近のカメラは高感度の性能もどんどん上がって来て、またカメラによっても感度の性能が違いますのて、どのぐらいが高感度!? どれぐらいに抑えておけばいいの!?とは中々数値では言えませんが、ISO感度を上げることの弊害がお解りいただけたかと思います。 また、最近では高感度ノイズを除去する(ノイズリダクション)がありますが、画像のエッジが甘くなって少しぼやけた感じにもなります。 ということで、ISO感度オートは、周りの明るさやモードに応じてカメラが自動的に決めてくれますが!!!…背景をぼかしたい時、ノイズの無い綺麗な写真を撮りたい時などから、ISO感度を手動で、まずは小さいほうから撮影していき、ブレない程度の感度まで感度を上げていく癖をつけて慣れて行くのが綺麗な写真を撮るコツです。
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あれ!? 撮ったら見た目と色が全然違う…
ホワイトバランスを考える!
あれ!? 撮ったら写真が見た目と色が全然違う…
撮った写真を見てそんなこと感じたことはありませんか!?
写真は見たままの色に写るとは限りません。
私たちが見ている色は、光源を見た時か光で照らし出された物を見たとき光の反射で色を感じています。
また同じ色の物を見ていても光には色温度があるので、例えば太陽の下で見た白い紙が夕陽に当たっている時、蛍光灯の下、電球の下で見た時で若干色が違って見えます。
もちろん、デジタルカメラもレンズから入った光をR G Bの電気信号に変えるので、光の温度から違って見える『色』を、白い物は白に見えるようにホワイトバランスを使って補正します
太陽や蛍光灯、電球やLEDなどの光源の色合いは、色温度で表され、光の色を数値で表します。( 単位:K ケルビン )
光源自体の温度が高い低いとではなく、光の色を人間の目に見える感覚に置き換えて表した数値のことで、一般的に昼間の太陽光(中間色)は 5500K、白熱電球は 3500~3000K 雪山など、紫外線も強い太陽下は7000~8000Kなどといわれています。
ロウソクだけの部屋など低いと赤っぽく見え、晴天の雪山など色温度が高いと青っぽく見えるのです。
人間の目(視覚)は、自然光の下でも、電球や蛍光灯の光の下でも、色味を頭の中でさっぴいて白い色は白と認識するのですが、厳密には光には色温度があるため光によって青っぽく見えたり、赤っぽく見えたりしています。
光に敏感なデジタルカメラでは光の色の違いをそのまま出力するため、被写体に当たる光の種類に応じて変わる色味を調整して、白いものをより白に近い色(白やグレー、黒など無彩色を無彩色に)に近づける機能をホワイトバランスと言います。
普段私たちSTUDIO MODEL K’sは商品撮影もしていますが、お客様から預かった商品の色が違っていたとしましょう。 商品の色が違うということは、プロとしても致命的なことです。
写真を見たお客様が、その商品を購入したとします。その商品の色が、写真で見たものと違う!!!(ネット通販等、よくあることですが)
もちろん真ん中の写真が正常な赤いネクタイを撮影した商品写真です。
左側は、少しオレンジがかったネクタイに見えます。また右側は、少し紫がかっています。
では、背景の白いシート(影の部分のグレーが見分けやすい)を見てみましょう。
正常な設定で撮影した時のシートは全くの無彩色です。
しかし、左は少しオレンジがかった白になり、右は少しブルーがかった白になります。
元が完全な無彩色の白いシートの場合、この白を、限りなく白に近づけると元の色に近づいていきます。
(ネクタイ背景の白い部分も、左右の写真は、左は黄色みをおび、右側は青白っぽく見えるのがわかります)
そのため、私たちは撮影にカラーチャート(左画像の24色のカード)を持ち込み色を忠実に合わせて行きます。またパソコンのモニターの色も合わせます(カラーマネジメント)。
今度は下に、もし電球色で色がかぶった場合と、蛍光灯で色がかぶった場合を表現してみます。
なぜ、それぞれの写真の右上にカラーチャートをつけているかと言いますと、24色1番下の段の白から黒への無彩色が、オレンジがかった写真は無彩色までもオレンジに被り、青みがかった写真のカラーチャートは、青く無彩色に色が被っているのがお分かり頂けるとおもいます。
また、それぞれ正常なカラーチャートに比べ、他の色味まで変わっているのが見ても解ります。
もちろん、みなさんが撮った写真も同じこと!そのために色を合わせたり、逆にホワイトバランスを利用して思い思いのイメージに写真を色付けすることもできます。
まずは、みなさんお持ちのカメラのどこにホワイトバランスの設定モードがあるのか確認して見ましょう。各カメラメーカーやカメラの機種ごと様々なので、説明書を見ながら確認してくださいね。
お手持ちのカメラの設定を探してくださいね!
一般的に入っているホワイトバランスの項目です。
PRE…プリセットについては、この章の最後に解説します。
写真は赤っぽくなるか青っぽくなります(適切に設定していれば見た目と同じ色に見えます) 普段よく変更する項目なので、大抵の機種は解りやすい場所にあり、ボタン1つか2つくらい押せば出てくる項目です。
意図的に、ホワイトバランスを変えて撮ってみる
例えば、電球の光は、オレンジっぽく写るので、ホワイトバランス電球にすると青みの補正をして、見た目に近づける。
また、晴天日影の光など青っぽく写るので、ホワイトバランスを晴天日影にすると、オレンジの補正をするので見た目につか付ける そのホワイトバランスを色変えフィルターのように、電球のホワイトバランス設定で撮ると青く写り、晴天日影のホワイトバランス設定で撮ると、同じ写真がオレンジっぽく写ることになるんですね!
⇦左写真は、ほぼ見たままにホワイトバランスを合わせた作例です。 ホワイトバランスをオート以外の電球や晴天日陰など設定にすることで、意図的に赤味を増したり、青味を増したりするなど、イメージにあった色味の写真にすることもできます。 |
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⇦左写真は、ホワイトバランスを電灯で撮った場合の作例です。 寒色系のイメージは、少し冷たい感じもしますが、爽やかで透明感のある写真になります。 少し明るめに撮ることがさらにイメージをあげてくれます。(露出補正の項目で、また説明します。) |
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⇦左写真は、ホワイトバランスを晴天日陰で撮った場合の作例です。 ホワイトバランスを意図的に変えることで、夕方の景色のようなイメージで、また違った印象を表現できます。 夕陽を撮る時など、さらに赤みがまして、オレンジに輝く街並みもさらに強調できます。 |
蛍光灯やハロゲンや電球など、光源がいろいろ混じっている場合など、カメラのホワイトバランス設定を合わしても、色がうまく決まらない時があります。
そんなときPRE(プリセット)にして、市販の無彩色のグレーカードや、専用グレーカードがなくても白いノートや無彩色のグレーの紙を撮って、色温度を合わす方法があります。
メーカーや機種によって手法は違いますので、マニュアルをまずは見てみてくださいね!
<<以下に?市販のホワイトバランスを合わせるカードやレンズドームをリンクします。>>
カメラ選びから、構図、背景に続いての今回のホワイトバランス カメラを見たままの色に撮りたい時、また意図的にホワイトバランスを変えて、夕陽や夕方の色イメージに強調したり、幻想的で爽やかな色に変えたりと、また一段と写真が自分の思いに近づくようなイメージができたとおもいます。 まずは、お手持ちのカメラのホワイトバランスの設定する場所を見つけて、部屋の中でも屋外でも、いろいろ試してみることをお勧めします。 使い慣れれば、きっと一段とカメラで撮るのが楽しくなるとおもいます。
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